【Nas Daily英語学習】アメリカ金融の落とし穴 America's Money Trapの解説

大企業は潰れそうになったら税金で立て直し、個人事業主は廃業になったら自己責任!これっておかしくないですか!?

コロナ禍によって多くの人が経済的な損失を受けています。

こうした環境では政府から補助金財政出動がありますが、これって本当に平等なんでしょうか。

アメリカだけでなく世界中の経済の仕組みについて、一度疑ってみる機会になるかもしれません。

今回は経済に関する語彙が多く含まれていますので、そこも含めて学習していきましょう。

動画 America's Money Trap

重要表現&ポイント

remaining 残りの よく使う形容詞です。

profit 利益 利益を上げるはrise in profit、下げる場合はdrop in profitといい、in profitの形でinと仲が良いと覚えておくといいでしょう。

shareholders 株主 stockholderともいいます。よく対比で用いられる利害関係者はstakeholderですね。ステーキではありません。このstake、かなりの多義語でもともと杭を意味するようですが、ギャンブルの賭け金という意味もあります。競馬でステークスなんてありますよね。

buyback 自社株買い 日本でもバイバックといったりしますね。株主還元や株価上昇を目的に行われます。

liners 定期船、定期便 都営日暮里舎人ライナーのlinerです。

bailout 資金援助、救済措置 BOと略されることも。

abuse 悪用する、乱用する

There's no other way to put it. ほかに言いようがない。 ここでは、前の文のあけすけな言い方を受けて、これ以上、丁寧、親切、婉曲でいう必要もないと皮肉っていますね。put itは「ものを言う」という意味で使われます。たとえば、To put it simplyで「単純に言えば」となります。

socialism 社会主義 対極にあるのは動画にもありますが、capitalismです。

今回は経済に関する用語が多くて勉強になりましたね。確かに大企業のような豊かな者は困窮したら救済され、貧しい者は自己責任。富裕層には社会主義で、貧困層には資本主義。資本主義の考えを都合よく利用しているようなこの仕組み、日本もそうですよね。これはいつか改善されるのでしょうか。

以上です。

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